障害のある方々
普段、仕事で障害者の方のお宅のホームヘルパーをやっています。
相模原の事件みたいなことが起きると、知ったかぶっていろんなこと言うやつはいるし、もっと幼稚なやつは事件を面白がったりしている。
障害があろうとなかろうと人間なんですから、痛みや感情はそんなもん当然あるにきまっている。
障害が重度な方は単に感情表現がわかりづらいだけで内面にはあらゆる感情が渦巻いている。
こんな当たり前のことも、怖いことに福祉の仕事に関わっていないと皆さん案外知らない。
麻痺で動けないような人に対して全くの「無感覚」なんじゃないか?みたいな考えをしている人は結構多い。
この前も公園で蚊に刺された脳性麻痺の利用者さんに「刺されてもわかんねんだろ?」と言ってきたおっさんがいた(本当に知らなくて悪気が無さそうなところがまたタチが悪い)
福祉に関わってる身として言わせてもらうと、どんな重度の障害者だろうと、痴呆症の方だろうと「無感覚というのは絶対にありえない」
だけど自分が福祉の仕事をする前はこういうことは全くの別世界、自分自身なにも知らなかった。
間違った認識ばかりだった。
そして自分の中に差別の感情が全く無いとは思わない。むしろそういった狂気を自分の中で飼い慣らし無力化することで精神のバランスを取っていたい。
自身の暗黒面を知っているやつはたいした事件などおこせない。
話は戻って一番の問題は学校教育の内から障害のある子どもを普通学級ときっぱり区別してしまうことだと思う。
みんなそのまま大人になるから、当事者の家族か福祉の仕事をしている人以外は障害者の方に触れ合う機会がほとんど無い。
当然知識もないから、よって偏見や誤解も生まれるし、自身がパッとしないようなねじくれたやつらが八つ当たりのヘイトをぶつけてきたりもする。
あと、障害者や高齢者がいると国の為にならないとか税金の無駄遣いとかなんでもそういう切り口で簡単に言ってくる人達。
それじゃああなたは自分が体を壊したら真っ先に消えてくれるのでしょうか?
あなたがたは同じ考えの者同士で大気圏外の惑星かなにかに移住して、理想の強者の国を作って勝手に暮らしたらいいんじゃないでしょうか?
福祉の世界も問題だらけだけど、それにしても障害のある方の世界に対して、あまりに認識が低いのには本当にがっかりさせられる。
いかりや
相模原の事件みたいなことが起きると、知ったかぶっていろんなこと言うやつはいるし、もっと幼稚なやつは事件を面白がったりしている。
障害があろうとなかろうと人間なんですから、痛みや感情はそんなもん当然あるにきまっている。
障害が重度な方は単に感情表現がわかりづらいだけで内面にはあらゆる感情が渦巻いている。
こんな当たり前のことも、怖いことに福祉の仕事に関わっていないと皆さん案外知らない。
麻痺で動けないような人に対して全くの「無感覚」なんじゃないか?みたいな考えをしている人は結構多い。
この前も公園で蚊に刺された脳性麻痺の利用者さんに「刺されてもわかんねんだろ?」と言ってきたおっさんがいた(本当に知らなくて悪気が無さそうなところがまたタチが悪い)
福祉に関わってる身として言わせてもらうと、どんな重度の障害者だろうと、痴呆症の方だろうと「無感覚というのは絶対にありえない」
だけど自分が福祉の仕事をする前はこういうことは全くの別世界、自分自身なにも知らなかった。
間違った認識ばかりだった。
そして自分の中に差別の感情が全く無いとは思わない。むしろそういった狂気を自分の中で飼い慣らし無力化することで精神のバランスを取っていたい。
自身の暗黒面を知っているやつはたいした事件などおこせない。
話は戻って一番の問題は学校教育の内から障害のある子どもを普通学級ときっぱり区別してしまうことだと思う。
みんなそのまま大人になるから、当事者の家族か福祉の仕事をしている人以外は障害者の方に触れ合う機会がほとんど無い。
当然知識もないから、よって偏見や誤解も生まれるし、自身がパッとしないようなねじくれたやつらが八つ当たりのヘイトをぶつけてきたりもする。
あと、障害者や高齢者がいると国の為にならないとか税金の無駄遣いとかなんでもそういう切り口で簡単に言ってくる人達。
それじゃああなたは自分が体を壊したら真っ先に消えてくれるのでしょうか?
あなたがたは同じ考えの者同士で大気圏外の惑星かなにかに移住して、理想の強者の国を作って勝手に暮らしたらいいんじゃないでしょうか?
福祉の世界も問題だらけだけど、それにしても障害のある方の世界に対して、あまりに認識が低いのには本当にがっかりさせられる。
いかりや
by t_p_s
| 2016-07-30 16:11
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