読書日記

前にも本のことは何度か書いていますが、読書が好きだ。

いまは読書をしている時が一番落ち着く。

そしてどんな世の中になろうとも、本とか、音楽とか映画とか、絵とか... 表現の力を信じたい。

又吉直樹さんの「夜を乗り越える」という本を読む機会がありました。

ざっと言うとこの本は芸人であり作家である氏が読書をするようになったきっかけを回想しつつ、好きな作家や本を紹介している内容で、ガイドブックとしての役割をはたしているだけでなく、文芸、芸事に関する記述も熱いです。

早速その中から古井由吉さんという作家の作品を借りてきて読みはじめています。

まだ半分しか読んでいませんがじわじわと体に染み込んできています。

いままで読んだことの無い作家の世界を体験できてうれしい。

本って凄いと思う。こちらとの周波数さえ合えば無限の宇宙が広がっていくから。

ピースの又吉さん。

芸人さんというところで、頭の固い文芸ファンからは色眼鏡で見られてしまうこともあるのだろうけれど、文学に関する愛情も熱量も知識も半端じゃないと思いました。怖いくらい。

遅ればせながら「火花」も今度読んでみます。

昔、吉祥寺でたまに見かけた、常に和服姿のダークな雰囲気を漂わせた男は又吉さんではないだろうか？

いかりや